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外反足

足 外反足 内反足

外反足は、足首から下の足が変形して外側を向いているものです。足が前面に反り返ってしまい、下腿にくっついてしまっている時もあります。
このような変形でも、新生児で手で矯正が可能であれば自然に治っていきます。原因は、胎児のときの異常姿勢だといわれていますが、まだはっきりしたことは分かっていません。
様子を見るのは2〜3歳頃までで、これまでに自然にまっすぐになってきます。体重が重かったり靱帯が弱い場合はそのまま治らない場合があります。一人立ちする頃の子供の足は、大体がこの外反足です。
体重が足にかかるようになり、O脚やX脚のような関節への負荷などが原因となって、足が変形してくることによって外反足になってしまいます。
先天性のものもありますが、4歳を超えても外反の程度が大きいものや、扁平足もある場合は、矯正をした方がいいでしょう。多くは心配のいらないものですが、経過を見るためにも定期的に病院で診察を受けましょう。

内反足

内反足は、女児よりも男児に多く、片足ではなく両足に見られるものがほとんどです。生まれた直後の新生児でも診断がつき、これは先天性のものになります。足首から下の足が内側に反り返っている状態で、ひねった状態になっていたり、足首も曲げることができない状態など、様々なケースが見られます。原因は不明ですが、内側に向いているものを手で正常な状態に戻すことができるのであれば、自然に治っていくでしょう。心配はいりません。手で直そうとしても、足首が硬くて動かない場合は先天性のものですので、ただちに治療に取りかかります。

内反足の治療

何事もそうですが、治療を始めるのが早ければ早いほど治るのも早くなります。新生児ではテーピングを行います。すぐに治るものではなく、骨の成長が落ち着くまでの長い期間に渡り、治療や経過を観察しなければいけないので根気が必要です。早い時期から矯正していきますが、手術になる場合は1歳前後で行うことが多くなります。

矯正ギブス

生まれた直後から行うのが望ましいです。ひざの上からつま先まで、肌にあたる綿包帯を薄く、ギブスも均等に薄く巻きます。生後3ヶ月頃までは週に1度ギブスを巻き替えます。それ以降は2週間に1度になります。矯正ギブスの治療を行うのは4ヶ月前後ですが、状態をみて期間が延びる場合もあります。

デニスブラウン装具

デニスブラウンと呼ばれる装具を使う治療法です。装具の足の部分が外側に十分曲がり、しっかりと踵がおさめて内ベルトを加えます。寝ているときに使う装具ですが、変形の再発予防にも効果があり、多くは3歳前後を境として治療を終えます。

靴型装具

歩くようになったら家の中では、この矯正するための靴を履かせます。期間は小学校を卒業するあたりまで行います。

※新生児の頃から矯正しなければなりませんので、装具とは一心同体のようになってしまいます。この装具をつけているために、生命保険に入れないケースがあるようです。

内反足の手術

内反足 手術

内反足の矯正で改善が見られない場合、アキレス腱を延長する手術を受けなければいけません。全身麻酔で行われ、踵を2ヶ所、小さく切開し、そこからアキレス腱を伸ばすという方法です。時間にすれば30分ほどで終了するものです。術後はギブスを3週間装着します。程度が重いものは、後内側解離術と呼ばれるオペが施されます。足の内側を6センチほど切開し、中の骨の関節を開き、矯正してから針金で固定します。アキレス腱を延ばすことも同時に施されます。全身麻酔で2時間、術後は5週間ギブスが必要になります。

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足 あし
外反足と内反足は、名前が似ている通り、反対の症状を持つものです。大人ではなく、子供の足の疾患になります。外反足は極端なもの以外は、ある程度月齢がいくまで気づかないこともありますが、内反足は生まれたばかりの新生児でもわかるものになります。
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