外反母趾は、足の親指の形が変形して、小指に向かって曲がっていることをいいます。親指の付け根が外側に飛び出して見えるため、この名前がついています。これまでに言われてきた原因として、サイズの小さい靴やハイヒールを長時間履いているためだとされてきましたが、ハイヒールを履かない小学生や中学生の女子などにも見られることから、靴が直接の原因ではないという意見もあります。
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仕事を持っていると、1日中靴を履いて過ごすことも多いのですが、男女での筋肉の違いが大きな違いになるでしょう。足にかかる重力は誰もが同じであるのに、男性より女性の筋力が弱いことはどうしようもありません。その分、男性よりも足にかかる負担が大きく、無意識のうちに指の付け根に重心をかけてしまい、親指の力が徐々に弱くなってしまい、退化しながら小指側に曲がってくるのです。
外反母趾には5種類に分けられます。治療していく上でも、自分がどのパターンに当てはまるのか、知っておく必要があります。
足先の横アーチを支えている横中足靱帯が、緩んだり伸びたりして親指が曲がってしまったケースです。
指が曲がるのではなく、親指の付け根の骨が張り出して曲がってみえるものです。
靱帯性外反母趾と仮骨性外反母趾の症状が同時にでているものです。
指が縮んだ状態のまま変形していたり、上を向きすぎている人に起きやすいです。
リュウマチやヘバーデン結節のような病的要素や、衝撃やけがなどでの変形や脱臼が一緒に起こっているものをいいます。
治療をしたくて病院に行っても、最近の医師は手術よりもテーピングやサポーターで足の指を固定して、痛みを逃しながら治療していく医師が多いようです。外反母趾では、形よりも痛みの方が苦痛でしょうから、痛みをできるだけ和らげるのに、テーピング法はある程度期待できますので、病院でしっかりテーピングしてもらうのもいいでしょう。自分でテーピングする方法も教えてくれるはずです。
足の筋肉が大きく影響していて、二次的な原因として靴も関係あるこの症状ですが、予防法としては、歩き方を意識するだけで、筋肉も鍛えられ、予防にもなります。踵をしっかりつけて、次ぎに足の裏全体を地面につけます。そして、足の指で地面をけって進みます。足の裏全体を意識して歩くだけで、筋肉も鍛えることができます。
内反小趾は小指が親指側に向かって曲がってしまい、指の付け根が外側に張り出します。外反母趾と同時に起こることもあります。スキー靴やスノーボードのブーツも内反小趾を起こす要因となっているようです。放っておくと痛みも出てきますし、魚の目やひどいたこができたりします。痛みを和らげるクッション材なども販売されていますが、外反母趾、内反小趾にんったら、ひどくなる前に病院に行きましょう。
強剛母趾というのは、足の親指の付け根の関節が痛くなるものです。上の方向に指をそり返すと痛みが出ます。軟骨が損傷されて関節の骨が変形してくると、指をそり返すことが出来なくなり、重度になると、歩行が困難になり、関節が動かなくなります。外反母趾と同時に起こることも多いです。生まれつき骨の形に異常があったり、スポーツなどで軟骨に傷を負い、骨が徐々に盛り上がってくるのが原因です。病院で手術を受ける場合、変形して飛び出した骨を削ります。関節唇切除術といい、関節軟骨が残っている場合にのみ行えますので、関節の動きの改善に有効な方法です。早めの受診を心がけていれば、治りも早くなります。
